中級2 トピック1 「どんな人?」- Part 2 会話する・2016

Part 2 厳しいけど学生思いなんですね

 

(1)マリオさんはサンパウロにある日系企業にっけいきぎょう営業課えいぎょうかで働いています。新しく日本から来る課長について、先輩の中村さんと話しています。会話の( )に、適当てきとうな言葉を書きましょう。

 

マリオ:中村さん、ちょっと聞きたいことがあるんですが。

中村 :何?

マリオ:来月来る、新しい上司(って)、知ってますか?

中村 :ああ、林課長はやしかちょうね。日本で一緒だったから、知ってるけど、なんで?

マリオ:なんか怖い(っていうか)、きびしい人だって聞いたんで。

中村 :たしかに、今の松田課長まつだかちょうとはぜんぜんタイプが違うかもね。

マリオ:松田課長(って)、どっちかっていうと、上司(っていうより)は、頼りになる兄貴って雰囲気じゃないですか。困ったことがあっても、何でも話せるって感じで。

中村 :そうだよな。松田さんは、たしかにそういうしたしみやすい(ところ)があるよな。でも、林課長もきびしい面はあるけど、部下ぶか面倒見めんどうみはいいぜ。

マリオ:そうですか。じゃあ、大丈夫かな。

中村 :まあ、色んな上司がいて、それぞれ色んな性格がある(ってこと)だな。マリオなら、上手やれると思うから、心配しなくても大丈夫だよ。


(2)今、あなたが勉強している日本語学校で、来週から新しい先生が日本から来ると聞きました。あなたのクラス担当たんとうのひろ子先生に、どんな人が聞いてみましょう。

あなた  :あのう、ひろ子先生、(中島先生って)知ってますか?

ひろ子先生:はい、日本で一緒に仕事をしたことがあるから、知ってますよ。どうして?

あなた  :確か、次の中級2Bのクラス、その新しい先生になるんですよね。で、みんなから新しい先生は、怖い(っていうか、ちょっと厳格げんかくな先生って聞きました。

ひろ子先生:ああ、確かに今の中級2Bの桜田先生とは、タイプが違うかもね。

あなた  :桜先生(って)、先生(っていうより)は、コメディアンみたいに面白くて、授業中はいつも笑ってばかりなんですよね。

ひろ子先生:あはは、そうだよね。確かに桜田先生は面白いね。それに比べたら、新しい先生は、ちょっと話しにくい雰囲気があるかもね。

あなた  :みんな、桜田先生のそういう面白い(ところ)が、大好きなので、怖い先生だったらやだなぁ。

ひろ子先生:ああ、でもそれは気にしなくても、大丈夫だよ。新しい先生は、コメディアンみたいじゃないけど、すごく学生思いのいい先生だから。

あなた  :そうですか。。。、じゃ大丈夫ですね。

ひろ子先生:そうそう、まあ色々な先生が(色々な面があるってことだ)よね。